Japan Transcatheter Valve Therapies 2015 (日本経カテーテル心臓弁治療学会)

事業報告

国内学会への協力

Japan Transcatheter Valve Therapies 2015 
(日本経カテーテル心臓弁治療学会)

(会長:理事・研究委員:高梨秀一郎、研究委員 高山守正)

開催日
2015年(平成27年)7月5日(日)
会 場
京王プラザホテル
主 催
Japan Transcatheter Valve Therapies 2015、
(公財)日本心臓血圧研究振興会
参加者数
約380名
会議の
目的概要
 2015年7月5日(日)に京王プラザホテル(東京都新宿区)にて、第6回日本経カテーテル心臓弁治療学会(Japan Transcatheter Valve Therapies:JTVT2015)を開催いたしました。近年、治療困難あるいは不可能であった心血管疾患に対し新しい概念による治療の開発導入が進んでいます。その中で、特に高齢者大動脈弁狭窄症への経カテーテル大動脈弁植込み術(TAVI)は21世紀に入り開始された画期的治療で、世界の弁膜症治療の歴史を大きく変える事になりました。本会は新しい概念の中心のコンセプトである”ハートチーム”を主軸におき、循環器内科と心臓血管外科から2人の会長が協力して務めることとなり、榊原記念病院より高山守正、高梨秀一郎が会長を拝命して開催する事となりました。
 本学会は、2009年に日本の経カテーテル大動脈弁植込み術(TAVI)の開始に続き国内臨床試験 Prevail Japan Studyが国内3施設で行われ、この時期の2010年7月に第1回Transcathetr Cardiovascular Therapy Symposium (TCVT)(会長:大阪大学澤芳樹教授)がTAVIの新しい知識の導入と治療技術向上を目的に開催したシンポジウムに始まります。臨床試験の成功と共に、日本循環器学会・日本胸部学会・日本心臓血管外科学会・日本心血管インターベンション治療学会の4学会代表と厚生労働省(オブザーバー)が経カテーテル大動脈弁置換術関連学会協議会を組織し、厳正な基準と判断のもとにTAVI実施施設認定を行い、国内の安全な治療普及を進めました。本協議会が後援した毎年のTCVT開催(第3回TCVT:高山守正会長)を経て、北米のTranscathter Valve Therapy (TVT) のレジストリーへの参加が決まり、2014にはJapan Transcatheter Valve Therapies (JTVT)へ改称して開催、そして内科系・外科系の両科開催によるJTVT 2015となった経緯です。本組織は平成27年5月に社団法人化し、「日本経カテーテル心臓弁治療学会」として新たに出発することになり、本学会は第6回学術集会として位置づけとなりました。
 JTVT2015の領域はまだ新しいエリアであり、かつ1日間の開催でしたが、本領域に関わる医師のみならず全分野の医療従事者、計380名の参加者を迎えました。TAVIを中心に研究・臨床成績の発表や講演が行われ、詳細な意見交換や学術交流を通して本治療の安全かつ有効な普及と臨床成績の向上に寄与しました。また次に来る経カテーテル僧帽弁治療も中心の話題のひとつとなり、海外の専門家をお招きし最新の治療成績が報告され大きな注目を浴びました。
 この度の学術集会開催の準備や運営には多くの学会関係者とともに公益財団法人日本心臓血圧研究振興会事務局の皆様、ならびに付属榊原記念病院の職員の方々に多大な協力を頂きました。ここに深く感謝の意を表します。